人工透析
当院のフットケアについて
フットケアは高齢者・糖尿病患者・透析患者のQOL(生活の質)を向上するために、大変重要です。
当院では透析患者さま全員に毎月フットチェック・フットケアを行っています。
加齢や糖尿病、透析をしていることで動脈硬化などが原因で血管が詰まったり傷が治りにくくなったりします。
また、高齢者においてはドイツ製の吸引式グラインダーを使い、適切な爪ケアを実施しており、転倒リスクの軽減にも努めています。
そのため、セルフケア支援や予防的フットケアで重症化を防ぎ、足を良い状態に維持・向上していくことが当院のフットケアの目的です。
フットチェックなどで異常が見られた場合には、原因の早期発見・早期治療に努め、症状にあわせて奈良県立医科大学附属病院と連携しています。
担当スタッフ
- 小林 圭一
- フットケア指導士 慢性腎臓病療養指導看護師 透析技術認定士 糖尿病重症化予防研修終了
- 南 喜代美
- 糖尿病重症化予防研修終了
- 松岡さゆり
- 糖尿病重症化予防研修終了
活動実績
平成29年2月12日
フットケアの日に近鉄百貨店橿原店にてフットケアイベント開催
(主催:日本フットケア学会 協力:中辻医院)
検査機器の紹介
ABI(オムロン血圧脈波検査装置 BP-203RP III)
定期的に血管の詰まりと硬さを評価します。
DPN Check(オムロンコ―リン 神経伝導検査装置)
糖尿病神経障害の有無や程度を数値化して評価します。
吸引式フットケアドリル(ドイツ製)
厚硬爪、肥厚爪、たこ、巻き爪の処置に使っています。